2014年3月29日土曜日

海外から見た日本《第7回 藤岡直樹,Naoki Fujioka イギリス》

ロンドンのシンボル電話ボックスと桜
ロンドンでも意外と身近なところに桜が咲いでいました
東京では、ちょうどお花見シーズンを迎えている頃でしょうか。
ロンドンでは、日本より一足早く、1ヶ月ほど前に満開になり、すでに葉桜となっています。
同時に、花粉症の方にとっては、1年で最も辛い時期をお過ごしのことと思います。
本来イギリスには花粉症というものは存在しないはずなのですが、重症患者である僕は海外に出ても、目のかゆみだけで症状は軽いものの、花粉症に苦しめられています…。

さて、今月は叔父が出張でロンドンを訪れており、何度か日本料理のお店に行く機会がありました。
こちらでは日本の2~3倍の値段はするので(和食モドキでしたら安いですが)、学生の僕が自分で和食レストランに行くことはなく、実に半年ぶりのしっかりとした日本食でした。
味噌汁、漬物、焼き鳥、カツ丼などなど、日本では当たり前に食べていたものですが、久々に口にすると本当に美味しいものです。
まずくはないけれど、これといって美味しいもののないイギリスに暮らしていると、やはり日本の食文化の豊かさに感心させられます。
僕は魚介類が大の苦手で、寿司も食べられず、よく「日本人ではない」と笑われますが、それでも日本食は世界に誇れる料理だと思います。
特に居酒屋文化…。
お財布に優しいけれど、お酒を飲みながら、美味しい料理をたっぷり食べれる。
海外に出るといつも恋しくなります。
食に関して言えば、「いただきます」と「ごちそうさま」。
宗教によっては食事前に祈りを捧げるという文化もありますが、こうして多くの人が宗教とか関係なく頂く命や、作ってくれた方に感謝の気持ちをさりげなく示す…よく言われることですが、こうした言葉も日本文化の素晴らしい点ではないかと思います。
海外にホームステイしたときなどは必ず教える日本語の1つです。
実際には毎回そんなこと考えているわけではないですが、20数年のクセでこちらに来てからも、1人だろうと、気付けば食べる前後は欠かさず言っていますね。
久々に日本のビールと日本酒も
日本では滅多に飲まない日本茶ですが、久々に飲むと落ち着きますね
食文化に限らず、日本には誇れることがたくさんあります。
日本に暮らしていると当たり前で、時には「こんな国」なんて思うこともありますが、海外に出ると自分が日本人であることを強く意識し、同時に日本人で良かったなという気持ちになります。
海外から日本を見たとき、今自分がいる国と比較するわけですが、日本が学ぶべきところを発見する一方で、日本ってこんなにすごい所なのかと気づかされることが多々あります。
丁寧な接客サービス、24時間営業のコンビニやディスカウント・ショップ、安くてうまい牛丼やラーメン、時刻通りに運行される公共交通機関、四季、治安の良さ、高品質な日本製品、ビザなしで渡航できる国の多さ…などなど挙げれば限がありません。

日本のニュースを見ていると殺人事件やら、論文の盗作問題やら、政治家の不正問題やらで、どうしても悪い点ばかりが目についてしまいます。
しかし、海外では自分たちが思っている以上に、日本を評価してくれる人たちがいます。
SOASの日本学部からは毎年多くの学生が日本に留学しているのですが、彼らと話をしていても「日本は○○がスゴイ」といろいろ褒めてくれます。
もちろん、図に乗りすぎるのはよくないですが、日本人はもっと自分の国の良い点も見つめ直す必要があるのではないかと思います。

なんだか、すっごく日本を称えてしまいましたね 笑。

SOASは、先週全ての授業を終了し、現在は約1か月のイースター休暇中です。
課題のEssayや来学期に行われる1年分のExamの対策をしたりで、完全に自由なわけではありませんが、少し心にゆとりが出てきました。
いよいよ留学も残すところ3か月。
悔いのないよう、思いっきり満喫したいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿