2014年3月1日土曜日

留学ライフ《第6回 向山直佑,Naosuke Mukoyama カナダ》

早いものでもう2月も最終日(時差があるのでまだ終わってはいません)、僕の留学期間も折り返しどころか、あと1ヶ月と少しになってしまいました。
2月の終わりというと徐々に春の兆しが見えてくる頃、梅の蕾もほころび始め、ふとした瞬間に感じる早春の香り…なんてイメージですが、ははは、乾いた笑いが出てくるのみです。
もうおわかりでしょう、本日のトロントの気温、最高マイナス12度、最低マイナス14度、体感温度はマイナス20度です。「人類はなぜカナダに定住したのか」という深遠な問いに考えを巡らす、今日このごろです。

さて、今回のテーマですが、「私生活」について書けと言われまして、しかし私生活などと聞くとなんだかアヤシイ響きがするばかりで、何を書いたらいいのかわかりません。
そこで今回は、今学期の「僕の一週間」を簡単にご紹介して、「私生活」に代えさせていただきます。

トロントの名所、CNタワー
大学近くの公園、クイーンズパーク

まずは朝から。
朝イチ(といっても10時)に授業がある金曜日を除いて、大体毎日9時台にゆっくり起きて食堂に朝食を食べに行きます。朝は人もまばらで、朝日が綺麗で、今日は何しようかなあなんてのんびり考えているこの時間が案外僕は一日の中で一番好きかもしれません。
寮の食堂
まあ、何をするかはほとんど決まっているのですが。
大体10時過ぎくらいから朝の部の勉強を始めます。
あ、ちなみに授業は火曜の夜と金曜しかありません
じゃあお前は何を勉強しているのかと思われるでしょうが、別に授業でやることだけが勉強ではありません。むしろ大して面白くない授業を嫌々受けるより自分で面白いと思える勉強をやったほうがよっぽど生産的で、留学中は単位に追われずその自由があるのでそれを満喫しています。

今僕がメインで勉強しているのは、カンボジアの内戦前後の政治と社会についてで、なぜこの国でこんな混乱が起こってしまったのかを、文献を読みながら色んな側面から考えています。
これは授業のリサーチペーパーのネタなので自分の勉強、とは言えないかもしれませんが、それをやりながら「こういう側面に興味があるということは、次はこんな研究が出来たら面白いかもしれない」などと考えつつ、知的好奇心を回復させています。

知的好奇心を「回復」と言いましたが、僕の場合それが留学の理由の一つでもありました。
大学に入ってからの2年半、ゼミに多く入ったり学生団体の関連でリサーチをしたり、論文賞に応募したりと、常に勉強・課題・研究に追われて余裕がなく、特に3年になってからは正直疲れが現れてきて、楽しかった勉強も少しつまらなく感じるようになっていました。
留学は僕にとって「さあ勉強するぞ!」という期間ではなく、エネルギー充填のための期間なのです。
何を贅沢なとお思いかもしれませんが、短期的にはそう見えても、長期的には自分のためになり、自分のパフォーマンスも上がると、思っています。
まあそんなわけで今はじっくり一つのテーマに取り組んで、楽しく勉強しているわけです。

朝は大体Circaというアプリでさっとニュースを確認してから文献を50~100頁くらい読んで、大体2時頃に昼食のために食堂に行きます。昼食は部屋で日本のドラマ、海外ドラマ、洋画のどれかを観ながら1時間ほど時間を取っています。
午後は何をしているかというと、これは日によって違います。

月曜日は午後も何もないので、引き続きカンボジアの文献を読み進めるか、あるいは金曜日の授業のリーディングを読みます。
火曜日は6時から8時までセミナーがあるので、それまでは月木と同様、5時半ごろに部屋を出て授業に行きます。
水曜日はスカッシュのレッスンが7時からあります。
木曜日はブラジルからの留学生の友達とビリヤードを1時間くらいやります。
ビリヤード台。学生は無料で使える。
金曜日は朝から2時まで授業で、そこから寮の友達と毎週スカッシュを1時間ほどやって帰ってきます。運動してシャワーを浴びた後の爽快感は、格別ですね!
土日の予定も、大して平日と変わりません。

Hart Houseにあるジム。ちょっとだけ筋トレしてます。
さて夜は、また昼食と同じようにドラマなどを観ながらご飯を食べて、そこから語学の勉強をします。
寝る前に暗記物をやると良いというのを受験生時代に聞いて以来、語学は夜にやるのが習慣になっていて、今はペースはゆっくりですが第二外国語のフランス語と、こっちに来てから始めた(まだほんの初歩レベル)スペイン語を毎日決まった量だけやります。
そのノルマを達成したら、自由時間です。小説を読んだり(Kindleのおかげで日本の小説もかなり手に入る!)、また映画を観たりしているうちに夜は暮れていき、大体12時半くらいに就寝します。

この他に、不定期に誰かと飲みに行ったり、なんかのイベントに行ったり、グループアサインメントをしたりという予定も、結構入ってくるので、毎週同じ生活をしているわけではありません。
先学期の後半は悪い意味で時間を持て余していたのですが、今学期に入ってからは無理なくしかし手持ち無沙汰でもない、かなり生活を築くことが出来ているように思います。
大学に入ってから中高時代にやっていたテニスもやめ、運動をした回数も数えるほどだったのを考えれば、生活は大きく変わったと言えそうです。

日本に帰ってからは単位に追われ院試に追われ、将来に悩む大変な1年が待っているのですが、この留学生活のおかげで少しは気持ちに余裕を持って過ごせるようになるのではないかと、期待しています。
今回は気の抜けた投稿になりましたが、こんなところで。
闖入者。







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