2013年11月19日火曜日

BOSTON CAREER FORUM 《第3回 田中総一郎,Soichiro Tanaka アメリカ》

11/8-10にボストンキャリアフォーラムへ行ってきました。

三年生の秋から留学を始めた自分にとって最大の厄介なイベントは「シューカツ」こと就職活動。現在の日本の就職活動のシステムでは3年の12月に解禁、4月から選考が始まってしまうということで、6月までアメリカにいる自分はその本流には乗れないことを意味します。

そんな自分に残された選択肢は
・ボストンキャリアフォーラム
・帰国後すぐの夏採用、もしくは留学生用の就職機会
・一年大学に残留して受ける来年度の選考
の三つでした。

自分自身企業や業界について理解を深めたり自分の将来と企業を重ね合わせることはできず、また、これまでの自分の大学生活で生じた考えの変化を踏まえれば、留学に行けばまた考えは変わるのではないかという疑念も相まってボストンキャリアフォーラムを主として就職活動をするということは考えていませんでした。
最初に就職した企業と一生添い遂げることにしても、転職をするにしても、自分で納得のいく第一歩にしたかったので、焦って夏採用に駆け込むよりもじっくり時間をおいて様々な業界を見たうえで答えを出すつもりだったというところが正直なところです。

しかし、
・多くの日本人留学生が参加する
・三日間の短期(実質は一日)で採用も出るという機会を逃すことはもったいない
・就職戦争を早いうちに体感しておきたい
・一度に様々な業界の企業説明を受けられる機会は貴重である
・帰国後にやりたいインターンの枠を得たい
等の理由で費用はかかりますが参加することにしました。

BCFとは

BCF(Boston Career Forum)とは「世界最大の日栄バイリンガル就職イベント」(CFNホームページより引用、下線は筆者による)だそうで、209もの企業、公的機関等がブースを出展し、採用面接から企業説明会、相談会まで行うイベントです。世界最大…まあそうでしょうね。
27年目を迎える今年は1万人もの参加者が会場であるBoston Convention Exhibition Centerのみならずボストン中を埋め尽くしていました。どこに行ってもそれらしき人を見かけるくらいたくさんの人が来ていましたから。

対象は、
・日本国外の大学・大学院を卒業予定または卒業済みである
・日本の4年生大学・大学院に在籍し、交換留学をしている
・職務経験を持った
のいずれかに該当する日英バイリンガルです。


僕自身は先ほども書いたとおり、ボストンで決めることは絶対的ではなかったので自分の興味関心のある業界に絞ってエントリーしました。

BCFの流れ

多くの企業は事前にエントリーシートを課し、書類選考通過後Webテストや電話面接で志望者を篩にかけます。その後企業ブースにて一次面接、インタビューブースにて二次面接と進んでいきます。

これまた多くの企業がウォークイン(当日申請:企業の受け付けに履歴書を提出し、書類選考を通過すれば面接となる)を受け付けていますが、これはよほど自分の履歴書に自信がある人しか通らないのではないでしょうか。人気企業を目指すのであれ、そうでないのであれ、事前応募がその後の結果を決めるといっても過言ではないでしょう。

BCFのイメージ

実際に行くにあたって一番苦労したのがBCFの当日をイメージすること。なので残りの紙面は、会場の雰囲気等イメージを膨らませるのに役立つことに割きます。

東京ビッグサイトのような会場にずらりとブースが並びます。大きな展示会に参加したことがあれば感覚がつかめるでしょう。参加者は自由に各企業を回ることができ、面接を受けたり、話を聞いたりすることができます。大学一年生の頃のサークルの新歓を想像すればいいでしょう。あれほど勧誘されれば苦労はしないですが、気軽に立ち寄れるという点では、似ています。

BCEC。知り合った人曰くなんか日本を連想させる建物。

確かに海外の大学に在学している学生が主たるターゲットでしょうが、感覚としては、交換留学生もかなりの数来ていると思います。驚いたことは、帰国子女や既に留学を終了しているの友人が多数これのために日本から駆け付けていたことです。彼らも内々定をもらうなど選考を順調に進めるところを見る限り、英語に自信があり(海外経験があれば)誰でも選考対象になり得ます。

期間は金土日の三日間用意されていますが、実質は初日で大勢が決します。
二日目以降も選考を続ける企業は多いですが、会場の活気は初日から落ちる一方です。企業側も採用数を決めて出展しているらしいので、そこに達したら終わり。最終日にはブースを閉じてしまうところもあります。
本当に短期決戦。ボストンに来る前こそが勝負どころでしょう。


Boston Red Soxの本拠地Fenway Parkにて
機内持ち込みできる荷物に収めたくて私服諦めたのだけれど、持ってきた方がよかったです。
ばなな、肖像権ごめんなさい。確認取ろうにも本名を知りませんでした。
選考を通ればその企業の方に夕食会に呼んでもらえるということも大きな目玉です。選ぶ者と選ばれる者という関係性ではなく企業の方とざっくばらんにお酒の席で話ができたことはその企業をイメージしたり、働くということ、自分のキャリアを考えたりする上でいい機会でした。

こんなところでしょうか。
中には既に三回目という猛者もいるほどBCFはいい機会なのだと思います。

あと取り立てて書くことがあるとすれば、
・寒い。
・スーツを持っていくこと。
・安上がりにしたいのであればホテルと航空券を早くおさえること。
・海の幸、特にクラムチャウダーがうまい。
・コートを持っていくこと。
・寒い。
・ヒートテックは白で長袖より半袖。
・寒い。

といったところ。カリフォルニアから行ったというのもありますが、夜に吹く海風は応えます。
気温は東京の1月くらいでしょうか。
何はともあれ準備が大切です。留学はいざ始まると遊びも勉強も忙しくなってくるので、時間のある時に片づけておいてしまうことをお勧めします。

この投稿が数か月前の自分のような迷える子羊を照らす光とまではいかなくても何かしら気付きを与えることができたら幸いです。
まあ、かつて参加したことのある先輩に聞くことが一番でしょうね。

カリフォルニアから来た人は海の幸と紅葉ももれなく味わえます。冬の寒さも。
それではごきげんよう!


0 件のコメント:

コメントを投稿