2013年11月23日土曜日

カルチャーショック 《第3回 湯口隼也,Yuguchi Toshiya 中国》

 カルチャーショック...

今回はカルチャーショックというテーマで中国の”物価”に関してお話します。

おそらく多くの日本人は"中国=安い”というイメージを持っていると想います。確かにイメージ通り、中国での生活費は日本での生活費よりも安いですが、すべて中国の方が安いわけではありません。

中国で生活していて特に安いと感じるものは交通費です。
地下鉄はおよそ80円ほどでたいていの場所にいけますし、タクシーの初乗り料金は250円くらいです。バスは30円の一律料金でどこまででも行けます。日本に帰ったら公共交通機関を利用できなくなりそうです。

一般的に日本と比べるとほとんどのものが安いですが、日本よりも高いものがあります。生活用品と外国製品です。中国に来て最初、ハンガーやタオル・コップ・歯ブラシ・ゴミ袋スリッパなどを買いました。100円ショップ以下の品質であれば安いものがありますが(本当にすぐ使えなくなります。スリッパは1周間で靴底がずれました。笑)100円ショップ位の品質を求めると上海では2倍前後します。中国で作られているはずの製品が日本より高い値段で売られていることに驚きました。

その他、中国では外国製品に対して非常に高い関税がかけられているため、外国製品、特に電子機器や洋服、食品、化粧品などはどれも日本より高いです。日本に旅行にくる中国人が、秋葉原でおみやげに大量の電子機器を買って帰るのはそういう理由があるからです。居酒屋やCoCo壱番屋など、高所得者層をターゲットとしている飲食店も日本とくらべて高い印象を受けます。(中国のスターバックスは世界で一番高いそうです。)
同じ500mlペットボトルの水でも”30円”から”180円”まで大きな値段の開きがあります。
特に最近は”円安”が進んでいるので余計ですね。


中国で現地の人の食べるような物を食べて、現地の人が着るような服を着て、現地の人が使うような物を使って生活した場合は、日本よりも生活コストは安いですが、もし日本の生活水準を維持しようとしたら、もしかすると日本よりも費用がかかってしまうかもしれません。


上海で生活をしていると、日本では考えられないほどの所得格差があることに驚きます。大学生のアルバイトを例に見てみても、時給1500円の家庭教師のしごともあれば、時給300円の飲食業のアルバイトもあります。大学周辺の1杯100円のラーメン店もあれば、1杯1000円の一風堂もあります。上海から北京まで時速350kmの新幹線もあれば、16時間座るスペースもない鈍行の列車もあります。プラダやエルメルの路面店が並んでいる道を一歩奥に入ると、ボロボロの集団住宅が有ったり,,,1つの地域に発展途上国と先進国が同時に存在している状況です。

共産主義路線(みんな平等)から改革開放路線(豊かになれる人から豊かになる)に切り替えてからおよそ30年が経ちます。確かにそれが功を奏し中国の経済は発展しましたが、この格差をどう解消するかが大きな問題になりそうです。






0 件のコメント:

コメントを投稿