2013年11月19日火曜日

自己紹介・プロフィール《第1回 向山直佑,Naosuke Mukoyama カナダ》

はじめまして、東京大学法学部3年の向山直佑です。
他のみんなが既に第3回の記事を書き始めている中今さら自己紹介をするのもなんですが、今日からブログに参加させて頂くことにしました、よろしくお願いします。
以前から「あ、なんかブログやってる人達がいるんだなあ」と思いつつ面倒くさがりの僕は正直若干敬遠していたのですが、先日同じく留学を考えている後輩に、「向山さんはあれ書かないんですか」と言われ、ああこういうブログって需要あるんだなと思い、そういえば去年自分自身が第1期の方々のブログを楽しんで読んでいたことを思い出し、これは書かねばならぬと決心し参加を決意した次第です。
箇条書きで簡単に基礎的情報を。

【名前】 向山(○むこやま ✕むかいやま ✕むこうやま) 直佑(○なおすけ ✕なおき)
【年齢】 21
【出身】 大阪府東大阪市
【所属/専門】 東京大学法学部3年/政治学(国際政治・比較政治)
【留学先】 トロント大学(カナダ)
【留学制度】 東京大学全学交換留学
【留学期間】 2013年9月~2014年4月

自己紹介といって何を書くかは難しいところで、下手をすると「いやいやそんなの別に聞いてないから」という内容になってしまいそうなのですが、それを避けるために、留学の理由、留学に至る経緯と大学紹介、を書いて自己紹介に代えたいと思います。

【留学の理由】
「ここが一番いい場所だって夏さんに教えてやるために世界中航海している。」
誰の言葉でしょうか?御存知の通り、もちろんあまちゃんの登場人物、アキのおじいちゃん、忠兵衛さんの言葉です。
朝ドラ史上稀に見る大ブームを巻き起こしたあまちゃんですが、ストーリーやヒロインの可愛さだけがその魅力ではなく、このドラマには素晴らしい名言が数々ちりばめられていて、中でもこれは僕のお気に入りの言葉です。

僕は大阪の端っこに生まれ、公立の小学校に通って、兄の後を追ってなんとなく中学受験をし、当初は予想していなかった中学に入ることになり、両親も自分も関西の大学に行くだろうと当初は思っていたにも関わらず気づけば東京に来ることになっていました。
東大に入ることなんて、5年前にはまったく予想しておらず、ましてや海外の大学に留学することになるなんて、単なる妄想の次元でしかなかったようなことです。
高校の時、僕の中には「狭い世界しか知らないのは嫌だ、もっと広い世界に出たい」という思いと、「居心地のいい故郷が好きだ、離れたくない」という気持ちが同居していました。
京大に行けば実家からも通えるし、友達もいる。東京は全く新しい土地でしたし、何だか恐ろしくもありました(そして関西人としての自分にとって東京は敵地でもありました)。
それでも東京に行くことを決めたのは、結局のところ広い世界を知らなければ本当に自分が育ってきた小さな世界の良さはわからないと思ったから、そして「いけるところまでいきたい」と思ったからです。
僕にとって「知らないことを語る」、あるいは「知らないものについて批判する」ことは最も恥ずべき行為であり(つまり東京に行かなかったことを東京なんて大したところではないと吐き捨てることで正当化したくなかった)、実行可能で自分もチャレンジしたいと思っているのに諦めることは、最も避けたい選択でした。だから3年ほど前、東京に来ようと決めました。

同じことが今回は「海外」についても言えます。
グローバル化、国際化、グローバル人材、英語公用語化・・・毎日のように聞かれるこうした問題に対して、多くの否定的な意見と、無批判の賛美がしばしば目につきます。
少なくとも留学する前は留学は別に「必須」などでは全くないし、英語公用語化なんて馬鹿らしい、と思っていましたが、今後のこの国にとって最も重要になってくるであろうこうした問題に関して人を納得させられる意見を持つためには、少なくとも自分がそれを体験して知っていることが必要だと思います。
知らないで語ることほどみっともないことはない。これは僕のなんというか、信条です。
それに、日本が好きと言っても、日本の外に出てみなければ日本の何が良いのか、本当に理解することは出来ないのではないかとも思っていました。
幼い頃から海外を飛び回り、スイスイと国境を越えていく人たちが大学に入ってからの友人には沢山いて、そういう人たちは素直に羨ましく思うのですが、自分はそうやって一歩一歩考えて外に出て行かないといけない性格のようです。

あとは実用的な理由として、英語がもっと話せないといけないな、と思ったことは当然理由の1つです。将来的に研究者になりたいと思っており、そのために大学院で再び学位取得のために留学したいと考えているのですが、その時には語学のハンデに悩まされたくはなく、研究に専念したいため、「道具」としての言葉は、早めにクリアするに越したことは無いと思いました。
一流の研究者が集まるところを探せばアメリカやイギリスに行かざるを得ない状況は日本人として残念に思いますが、でもそれにしたって文句を言う前にそれに適応してものにしなければな、と思います。

最後に、「本当にバックグラウンドの全く違う人間と、心からの交友関係を築くことが出来るのか」という問いに答えを出したかったのも理由です。
大学に入ってから国際交流を行ってきて(参照:http://gnlf-web.p2.bindsite.jp/)、それなりに楽しくて、"Let's keep in touch !" なんて言い合うことはあっても、心から分かり合えたと思ったことは正直ありませんでした。
言葉の問題もあるし、価値観の違いもあるでしょう。その問いに答えを出すためには、長期間滞在する以外に方法はないな、と思いました。
 
【留学に至る経緯】
東京大学では大体留学する人は3年時に留学するので、僕もそれを意識して2年生の初めくらいから情報を集めたりTOEFLの勉強をしたりしていました。
色々と考えた結果学部生の段階では交換留学が手間の面でもお金の面でもベストだなと考え、学内の選考に応募して何とか採用してもらえました。
僕の場合は2年の初めにゆっくり動き出し、7月にTOEFLを受け、夏に奨学金に1つ2つダメ元で応募してみて、10月頃に交換留学の志望を出し、経団連の奨学金の面接があって、その後に交換留学の面接があり、経団連→交換留学の順で結果が出ました。
理由に比べてすごく短くてすみません。笑

【大学紹介】
初めに書いた通り、僕は今、カナダのトロント大学で(遊びながら)勉強しています(勉強しながら遊んでいます)。
なぜこの大学を選んだのかと日本でもよく聞かれましたしこっちに来てもよく聞かれるのですが、僕は毎回こう答えています。
「まず東大の全学交換留学には僕らの年まで英語圏には3つの大学しか選択肢がなかった。トロント大学・ブリティッシュコロンビア大学・シンガポール国立大学だ。どっちかと言うと何となくカナダに行きたかった。トロントかバンクーバー(ブリティッシュコロンビアはバンクーバーにある)か迷ったけど、バンクーバーは冬毎日雨が降ると聞いた。トロントは寒いけど雪だ。僕は雨より雪が好きだから、トロントにした。」
…要するにトロント大学を選んだのにはその程度の理由しかありません。
僕らの次の年からプリンストン大学、オーストラリア国立大学、シェフィールド大学などが新たに協定校として加わったのですが、もし1年若ければ多分トロントを第一志望にすることはなかっただろうな、と思います。
まあでもいずれにせよ僕はトロントを選んだわけで、その選択に後悔はないし、選択肢が少ないということは悩まなくて済むということでもあるので、これで良かったと思います。
実際今の生活はなんだかとても楽しいので。

トロント大学はモントリオールにあるマギル大学と並んでカナダのトップ大学の1つで、世界大学ランキングというやつでも10番台につけています。ただしカナダでトップということにはあまり意味はなく、なぜなら多くの人が北米を一つの単位として見ていて、同じ高校からでもすごく出来た子(お金持ちの子)はアイビー・リーグに行った、という話をよく聞くからです。
キャンパスは巨大、というか街の中のいたるところに大学の建物があり、キャンパスという区切りはありません。
工学・商学が(おそらく)有名なようで、この2つの専攻にいる人達は死ぬほど忙しいと考えられています。
学生は10弱あるカレッジのどこかに所属し、多くの1年生が寮に住んでいます。僕もUniversity Collegeというカレッジの寮に現在住んでいます。

…と、ここまで書いてちょっと長くなりすぎたので、具体的な話は次回以降に回しますね。

「いやいやそんなの聞いてないから」そのものの投稿になってしまい、すみません!とりあえずこんなところで!


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