2013年10月27日日曜日

授業が始まって...《第2回 大場隆祥,Takayoshi Oba アメリカ》

こんにちは。
突然ですが、一昨日の話をさせてください。毎週火木の朝一にある「Religion and Globalization」の授業は、必ず教授の雑談から始まります。ユーモアに溢れていて、毎回楽しみにしています。今日は何話すのかなーと思っていたら、

「おいタカ、日本の若者のSEX離れが深刻っていうニュースが最近のトップニュースだが読んだか?!実状はどうなんだ??!!」
と、まさかの自分に話を振られるという・・・・・
たまたまその記事を読んでいたということもあり、質疑応答を交えて5分程時間を与えられました笑(ただ学生側から質問が飛び交ってほとんど質問に答えただけですが)
アメリカの学生は授業の中で本当によく質問をします。良い成績とるためのポイント稼ぎかなーと最近思っていたりしたのですが、どうやら授業に関連のないことでもバンバン質問をかますそうです。

どうでもいい話ですね、ごめんなさい。
信憑性を疑う部分もありましたが、記事自体はおもしろいのでリンク貼っておきます。興味ある人はどうぞ。
数日間でfacebookシェア8万件近くに達しているのをみると、この記事まだまだトップニュースに居座りそうです。


それでは本題に入ります!!!
「授業が始まって」というタイトルですが、授業が始まってはや2ヶ月が経ち、中間テストも終わりました!!
日本での大学生活と比べて感じたことを何点か紹介します。


予習が多い
留学前からよく聞かされていましたが、やっぱり授業前の予習の量が半端じゃないです。こちらの授業では内容をある程度自分理解してクラスに参加することが求められます。プラスαを授業で補填するというイメージですかね。ただやはりあらかじめ内容を把握して授業を受けると理解度が格段と上がるなと実感しています。(日本では授業を受けっぱなしということが多いので)

教授学生ともに熱心
今期の授業では授業中に他の学生とコミュニケーションをとれたらと思い、できるだけ定員が少ない授業に参加しています。そのかいあってか、自分が受講しているクラスに関しては、学生が非常に熱心です。(人数が少ないクラスだとさぼりにくいし、やる気のない学生は集まらないと思った)そして、その熱意に答えるように教授もささいな問題にも親身になって対応してくれます。あと、さきほども少し触れましたが、授業中教授が話をしているときでも学生は話を遮って質問をします。日本だと的外れな質問をしてしまうことを恐れて黙っていることが安全策と考える人が多いように見受けられますが、ここでは違います。コイツ頭いいなとか、そういう考えもあるなと思わされることもありますが、本当にどうでもいいことを質問している人もいます笑。この人達の積極性はどこからきているのだろうと最近はよく考えます。日本だと小学校高学年あたりから教室から生徒の発言が消えていく気がします。その点アメリカはどうなんだろうと不思議でたまりません。留学中にどうにかして小学校か中学校の見学に行けないかなと思ったりしています。話がそれましたが、学生の積極性故にそれはもう当たり前のように授業が中断します。ただ教授も授業の中断は想定内のようで、30分以上話がそれることもありました。さらに、教授はユーモアに溢れていますし、日本のように教える側から教えられる側に対する一方向の授業形式は見受けられません。双方向のやりとりのある授業は自分にとって新鮮でたまりません。また、授業によっては出席点を設けているものもありますが、シラバスには「Class participation is NOT the same thing as class attendance. You are expected to complete the reading assignments for each week and to take an active role in this class.」 と書いてありました。「椅子に座っているだけでは出席とみなしませんよ。ちゃんとリーディングの予習をこなして、何かしら意見を授業中に述べてくださいね」ってとこでしょうか。学生の積極的姿勢の理由の1つはここにあるのかもしれません。

次に毎週楽しみにしている「持続可能性(Sustainability)」の授業について紹介します。この講義では「地球で価値ある暮らしを保持して行くための考え方」を学びます。
持続可能性と聞くと、北欧諸国を思い浮かべる人が多いと思います。がしかし、留学先であるASUが世界で初めて持続可能性を学部として設立した大学だそうです。先進的な研究が行われており、多くの人がASUに集まってきています。
実際TAも修士課程から研究のためこっちに移ってきたと言っていました。
持続可能性に取り組む前に、エアコンの温度上げたり、使わない部屋の電気を消して節電しろっても思うけど、、、、、笑


社会、環境、経済問題が同時に交わる部分が持続可能性の問題















授業は週に原則2回行われます。1つが講義、もう1つがグループワークという形式になっています。講義では「wicked problem(厄介な問題)」を社会的、経済的、環境的側面の3方向から学びます。Wicked problemとは従来の方法では解決できず、様々な分野の協力なしには解決できない問題のことを言います。この問題は、no end point(終わりがない)urgent(早急性)undefined solution(不確かな解決方法)irreversible(不可逆)vague problem definition(曖昧な問題定義)の6要素から成り立ちます。wicked problemの一番わかりやすい例はclimate change(気候変動)です。この問題が自然科学の側面からだけではもはや解決できないとことは容易に想像できると思います。講義を担当している方の研究分野も気候変動とのことで、講義の中でも地球温暖化はたびたび例に取り上げられます。
グループワークでは5人1組に分かれてこの問題についてディスカッションします。各グループでテーマを決めて、アリゾナ州で考えられるwicked problemをあげていき、アプローチ方を考え、解決方法をプレゼンすることがグループワークの最終課題です。取り掛かりにくい課題にも思えますが、その週に講義で習ったことをもとに毎週ディスカッションを進めるシステムになっています。そのため、学んだことをすぐに活かせるので非常にやりがいを持って授業に参加できています。自分の班はtransportations(交通)をテーマにしました。砂漠地帯に属するアリゾナにはほとんど公共交通機関がありません。アメリカ全体に言えることですが、とくにアリゾナは車社会です。車を減らす(または無くす)という手段が解決方法になり得ない状況で、いかに持続可能な開発を進めるか今グループで話し合っている段階です。

最後に授業中印象深かったフレーズを紹介します
We do not inherit the earth from ancestors, but we borrow it from our children(私たちは先祖から地球を受け継いでいるのではない、子ども達から地球を借りているに過ぎない)

この2ヶ月を振り返ってみると、留学生活(とくに英語面)どうにかなっているかなという状況です。それと同時に、このまま、どうにかなったで終わってしまうのではないかという漠然とした不安があります。時間は限られているので、残りの期間をしっかり意識しながら、留学中の目標を達成できるように毎日を楽しんでいこうと思います。
あと、学内のサッカー大会に友達とエントリーするので練習も頑張ります笑
以上!!!


0 件のコメント:

コメントを投稿